没シナリオ[ts2map1]

MAP1
ナレーション

(黒バック)
グエンカオスの死とともにガーゼル教国は瓦解した
戦士たちは、戦いに散った者たちへの思いを胸に
それぞれの祖国へと散っていった

(大陸マップ)
大陸北東部--カナン連合王国
かつては<雄々しき風の国>とうたわれ
大陸でも屈指の軍事力を誇ったこの国も
今では国王と3人の王子を失い
多くの若者達が帰らぬ人となった

それゆえに残された人々の平和への願いは強く
彼らは帰国したセネト王子(顔)に王位継承を求め
ユトナ暦837年5月5日、セネト王子は
バハヌーク国王死去の後空位であった
第54代カナン国王の位に就いたのである
彼はいまだ17歳という若い国王であったが
叔母であるレシエ大公女(顔)が宰相となり
また有能な二人の臣下(セオドラ・シルバの顔)の補佐を得て
新生カナン王国は着実に復興の道を歩み始めていた---

人々から<清らかな水の国>とうたわれる
大陸南東部のリーヴェ王国では
戦勝に功のあったラゼリア公爵リュナンが
王族直系でただ1人生き残ったメーヴェ王女と
結ばれ、第43代リーヴェ王として即位した

だが貴族制度が社会の根底にまで根付き
全てを貴族的価値観で判断するリーヴェ王国で
良血とはいえないラゼリア公爵の
王位継承には異論も多く
また彼の革新的な政策を嫌う
門閥貴族たちの反乱も相次ぎ、
リーヴェ王国は戦後半年を経ても
いまだ平穏とは言えぬ状況にあった--

大陸中央部、サリア王国--
<美しき草原の国>と冠されるこの国では
レオニダス国王?の病が癒えて
サリア新城の玉座に復帰し
宰相となったレオンハートと
クラリス神官長の補佐の下
各地の封建領主たちとともに
団結して国土の復興に努めつつあった
すべては順調であったが
王国にとってただひとつ気がかりなことは
老齢の国王に世継ぎが決まっていないことである
世論としては義理の弟になるレオンハート公を
押す声が強いが外戚による王位継承には問題もあり
何よりもレオンハート公自身が
ユトナ法典が定める王位継承のルールを尊重して
将来はマリア王女の子供(男子)が王位を継承すべきであり
もし一時的にでも王位が空位になるなら
マリア王女の配偶者を仮王とすべきで
自分が王となるような外戚継承は
サリア王国に悪しき前例を残し
断じて容認できないと述べていることである
だが渦中のマリア王女はいまだ16歳であり
花婿候補の筆頭であるグラナダ公爵の子息は
家柄・知性・品行の点で依然反対の声が根強い--
が、ともあれサリア王国に大過は無く
まずは平穏と言える状況にある---

<大陸map>
大陸の北東部を占めるレダ王国でも
荒廃した国土の復興に取り組んでいたが
他の3国が順調に復興する中で
なぜかレダだけは天災や疫病が止まず、
戦後半年を経過しても
多くの国民が飢えと病に苦しんでいた
「これは恨みを残して死んだグエン教皇の呪いに違いない
教皇は暗黒神となってレダ王国に復讐しているのだ」
いつの頃からかそんな噂が広まり、絶望した人々は
田畑を捨てて逃亡し、山賊・海賊に落ちる者まで現れた
治安が悪化し、王国各地で暴動や紛争が発生
そんな中、トレンテの仮王宮ではレダの有力諸侯らが集まって
連日のように対策会議が開かれていたのだが—-
<王宮背景>

【マール王リチャード】
アブサロム王、何度も言っていることだが、
貴国の難民がわが国に流入し
住民との間でトラブルを引き起こしている
早急に対策を講じられぬようなら
我々としても断固たる処置を取るしかないが
いったいどうするおつもりか?

【サマリア王アブサロム】
まことに残念なことだが
わがサマリア王国の少なからぬ民が
グエンカオスの呪いを恐れて
他国へ逃れようとしていることは事実だ
だがマール国王リチャードよ
商業国である貴国とは違い
わが国民はほとんどが貧しい農民
大地が乾けば生きてはいけぬ
わしとて悲しく思うが、今の状況では
彼らの逃亡を阻止することはできぬ
貴国は陸海共に交通の要所にあり
難民が流入するのは当然の理、
それを力ずくで追い返そうとする
貴国の側にこそ問題があるのではないか?

【マール王リチャード】
難民の中には徒党を組んで
周辺の村々を襲う者もいる
わがマール国民がサマリア難民を
夜盗のごとく恐れるのは当然であろう
貴国がこのまま放置するつもりなら
われらは国境を閉鎖してでも
自衛の策をとらねばならぬ

【サマリア王アブサロム】
ならばリチャード国王は
レダの盟約を一方的に破られるおつもりか?
一年前、イストリアのギュネス王を倒し
レダの解放が成ったとき
われらレダ7国の諸侯は王女殿下に忠誠を誓い
互いに助け合うべく盟約を記した
領民の自由通行もそのときに定められたはずだ
それを貴公は反故にするというのか?

【マール王リチャード】
状況が状況だから仕方あるまい
マール国民の我慢も限界に来ている
このまま放置すれば
大規模な騒乱が起こり
多くの血が流されるだろう
盟約を破るつもりは無いが
俺も一国の王だ、民は守らねばならぬ

【サマリア王アブサロム】
貴国が国境を封鎖すれば
サマリアでは多くの餓死者が出る
リチャード王は自国民さえ助かれば
それでよいとのお考えか?

【マール王リチャード】
どちらかひとつを選べというなら
そういうことだ

【サマリア王アブサロム】
ならばわれらも
そう考えることにしょう
国境を閉ざすと言うなら
力ずくでも破ってみせる

【マール王リチャード】
ほう
アブサロム王はわが国を
侵略するおつもりか?

【サマリア王アブサロム】
そのようなつもりは無いが
一方的に死ねと言われて
黙っているわけにもいかぬ

【マール王リチャード】
ならば我らも相手をするまでだ
サマリアの田舎兵など
わが騎士団の敵ではあるまいが

【イストリア王ロナウド】
待たれよ、お二人とも!
貴公らは自国の利害にとらわれて
ティーエ様への忠誠を忘れたのか?
今は一致団結してこの危機から
王国と民を守る時であるのに
貴公らはレダの重臣として
恥ずかしいとは思わないのか!

【サマリア王アブサロム】
む……
ロナウド王の言われるとおりだ
申しわけありませぬ、ティーエ様…
老臣が過ち、伏してお詫びいたします

【マール王リチャード】
……
俺も少々感情的になりすぎた
だがロナウド
危機的状況なのは貴様の
イストリアとて同じだろう

【イストリア王ロナウド】
そうだ…
今のところは昨年の蓄えで食いつないでいるが
この秋に収穫がなければ
国民の大半は餓死する
そのためにはなんとしても雨が欲しいが
もう二ヶ月以上も日照り続きだ
これでは農民たちがグエンの呪いと恐れるのも
無理からぬことだと思う

【マール王リチャード】
ならば貴公もこの天候異変は
グエンカオスの呪いだと思うのか?
レダの一族に恨みを残すヤツの怨念が
災いをもたらせていると信じているのか?

【イストリア王ロナウド】
俺にはわからぬが、問題なのは
庶民たちがそう信じ込んでいることだ
人間とは弱いもの
明日に希望を持てなければ生きてはゆけない

【マール王リチャード】
くそっ
グエンカオスめ!
死んでなお俺たちを苦しめるのか!

【イストリア王ロナウド】
せめて噂の真偽がわかれば
手の打ちようもあるのだが…

【ティーエ王女】
本当にグエンカオスの呪いかどうか
私が確かめてまいります

【イストリア王ロナウド】
なんと!?

【マール王リチャード】
ティーエ、何を言っている?
確かめるとはどういうことだ?

【ティーエ王女】
私は明日、土の神殿に旅立ちます
アフリード神官長と共に
シエロ山の地下神殿に行き
事の真偽を確かめてまいります

【マール王リチャード】
バカを言うな
地下神殿は封印され
女神は永遠の眠りに付いたはずだ
事の真偽…
つまりグエンの呪いが事実だったとしても
女神の力を借りられなければ
呪いを打ち消すことはできないし
第一、地下迷宮に潜むガーゼルの残党が
おまえの行く手を阻むだろう
そんな危険な旅に
おまえを行かせるわけにはゆかない!

【ティーエ王女】
アフリード神官長もレダの大地には
なんらかの力が働いているとお考えです
私はグエンの呪いだとは思いたくないけれど
もしそうならば、それは私に対する恨み
そのためにレダの人々は今も苦しみ続けている…
マール王リチャード…
あなたが心配してくれるのは嬉しいけれど
この二ヶ月間、私がどれほど苦しかったか
あなたは何も気づかなかった
私は自分の義務を果たします
女神の神殿で祈ればきっと奇跡は起きる
そう信じることが
私にとってただひとつの救いだから…

【マール王リチャード】
ティーエ……

【ティーエ王女】
サマリア王アブサロム
マール王リチャード
イストリア王ロナウド
ならびに諸侯、臣下の者達に命じます

私の不在中は、3国王の合議で国政を執り行い
他の者はその決定に従ってください
国民の福祉を第一に考え、争いの無いよう
一致団結してレダの人々を守ってください
そして私の祈りが女神様に届くよう
共に祈っていてください…

<大陸map>
かくしてその翌日、ティーエ王女は
少数の護衛兵と共に、アフリード神官長が待つ
土の神殿へと旅立ったのである--

<>
だが、その後
何の連絡も無いまま二ヶ月あまりが経過し
諸侯らが捜索隊の派遣を考え始めた頃
西方から驚くべき事実がもたらされた

レダ3大国の一つ、サマリアのアブサロム王が
その王都ベームで、数万の兵士・市民らを前にして演説を行い
レダ王国の再統一とティーエ王女の即位を宣言したというのである

<切り替え背景、アブサロムとティーエ>
「これはここにおられるティーエ様が
自ら決断され私に命じられたことである
私は女王陛下の忠実な僕として
もし統一に反対する者があれば
これを容赦なく討ち果たすであろう」

<大陸map>
そう語ったアブサロム王の傍らには、
金色の鎧で身を固めたティーエ王女が
確かにいたと使者は語った
リチャード、ロナウドを初めとするレダの諸侯らは、
まるで凍りついたように、その場に立ち尽くしたという--

その出来事からさらに一月ほど後
サマリア王国の南端に位置する小さな街で---

【ゼノ】
おばさん
外が騒がしいようだけど
何かあったのですか?
【女将】
ああ、お客さんも気づいたかい
いえね、あたしも詳しくは知らないんだけど
お尋ね者がこの街に逃げ込んだってんで
街中兵隊だらけさ
北の方じゃまた戦争が始まったっていうし
あんたたちも気をつけなよ
【ゼノ】
戦争が始まったって本当ですか?
【女将】
ああ、ドーハから来た旅人が話してたよ
サマリア軍がトレンテ公国へ侵攻したってさ
【ユニ】
本当なの、おばさん 
トレンテ公国にはレダの仮王宮があるのに
誠実な人柄で知られるサマリア王が
侵略するなんて……
【女将】
あんたら何も知らないんだね
トレンテ公国への進撃を命じたのは
他でもない、ティーエ様なのさ
レダの国々をひとつにまとめて
豊かで平和な国を作ることが
王女様の望みなんだって
アブサロム王は臣下として
その命令に従っているだけさ
侵略なんて言い方はよくないよ
【ゼノ】
だけど困ったな そんな状況じゃ
とてもテレンテまで行けそうにないね
【ユニ】
うん…
だけどゼノは行きたいのでしょう?
あたしなら大丈夫だよ
危険なことがあっても
ゼノと一緒なら怖くないし…
【ゼノ】
だめだよ
自分が捨てられていた街に行けば
手がかりがつかめるかと思ったけど
そんなことでユニを危険な目にあわせられないよ
とりあえず一度ベネトに帰ろう
公爵だって心配していると思うから
【ユニ】
うん わかった
ゼノがそう言うのなら…
<ドスン!>
【ユニ】
きやっ!!
【ナルサス】
おっとわりぃ
急いでるんでごめんよ?
【騎士】
貴様 もう逃げられんぞ
おとなしく王女様を解放せよ
抵抗しても無駄だ!
【ナルサス】
くそっ こうなったら最後の手段だ
おまえら それ以上近づいたら
王女の命はないぞ
この短剣を胸に突き刺し俺も死ぬ!
【騎士】
くっ なんと卑怯な…
だが、このままでは拉致があかぬ
応援を呼んでくるしかあるまいな…
<騎士消える>
【ナルサス】
ふう なんとかしのいだが
ここままじゃ捕まるのも時間の問題だな
さて どうするか…
【ユニ】
あーっ あんたナルサスでしょ!
お尋ね者って
まさかナルサスのことなの!?
【ナルサス】
え……って、おまえ、ユニじゃねえかよ!
おまえこそ、こんなところで何やってんだよっ
【ゼノ】
僕たちはトレンテ公国に行く途中なんだ
【ナルサス】
うん……?
ゼノも一緒なのか!?
ははーん…
そーゆーことか?
ひっひっひ……
【ユニ】
な、なによ
その気持ちの悪い笑い方は……
それよりもフードでよく見えないけど
その人誰なのよ?
さっき、ティーエ王女がどうとか言ってたけどまさか……
【ナルサス】
ああ、そのまさかさ
ほら、おまえだって顔くらいは見たことがあるだろう
【ティーエ】
…………
【ユニ】
ほ、ほ、ほんとうに
ティーエ様なのですか!?
【ティーエ】
わたくしは……
【ナルサス】
おまえの目は節穴かよ
ティーエ王女に決まっているだろ
【ユニ】
あ、あんた、まさか本当に
レダプリンセスを誘拐してきたの!?
それでサマリア軍に追われているってワケ?
【ナルサス】
いろいろと事情があるんだが
今は説明してるヒマがない
ゼノ、ユニ、頼む、俺を信じて力を貸してくれ
【ユニ】
ナルサスを信じろって言われてもねぇ……
ゼノ、どうしょう?
【ゼノ】
僕はナルサスを信じるよ
だって、ユニと出会えたのは
ナルサスのおかげだからね
【ユニ】
えっ?……
うん、そうね……
わかった、事情は後で聞くとして
今はとにかく、この街から逃げなきゃね
【ナルサス】
恩にきるぜ、お二人さん
城内の敵兵は俺の仲間が
ひきつけているはずだから
その間に俺達は逃げ出そうぜ
【ユニ】
ほーら、やっぱりナルサスだわ
仲間を見捨てて自分だけ逃げるつもりなのね
【ナルサス】
いや?、仲間といっても大して親しくないし……
【ゼノ】
とにかく、その人たちにも声をかけて一緒に逃げよう
グズグズしてたら状況が悪くなる一方だ……

☆街
【オシリス】
メルドゥーン
ナルサスは無事に逃げ出せたかな?
【メルドゥーン】
彼のことだから大丈夫だと思いますよ
【ブラン】
なにせ要領だけは良い男だからな
それよりメルドゥーン、俺達は
後どれくらい敵をひきつけておけばいいんだ?
【メルドゥーン】
そうですね、彼らが街から脱出できたと
分かるまででしょうか
【オシリス】
それまではここから動けないってわけなの
ちょっとボク、自信をなくしてきちゃったな
【ブラン】
心配するなオシリス
危なくなったら俺が守ってやるよ
おまえは俺の弟みたいなものだし……
いや……妹か?……いや?……うーん……
【メルドゥーン】
ふっ……まあ、待ちましょう
そのうち状況も変わるでしょう

ゼノ→メルドゥーン
【ゼノ】
メルドゥーン司祭
ナルサスから話は聞きました
僕たちと一緒に城外へ脱出しましょう
【メルドゥーン】
ナルサスが?……
王女もご一緒なのですか?
【ゼノ】
はい、ティーエ様は
僕がお預かりしています
【ティーエ】
司祭様、大丈夫ですか?
【メルドゥーン】
はい
王女もご無事でなによりです
このような危険な目にあわせて
申しわけありません
【ティーエ】
いえ、私は司祭様を信じて
この身をお任せしたのです
たとえどのようなことになろうと
後悔はいたしません
【メルドゥーン】
ゼノ……でしたね
私たちはティーエ様を守って
マール王宮まで行かねばなりません
事情は後ほど お話しますが
どうか、あなたのお力を
貸して頂けませんか?
【ゼノ】
もちろん そのつもりです
僕が退路を開きますから
あなたはティーエ様と共に
ついてきてください
【メルドゥーン】
わかりました
ではティーエ様はこちらに……
これからは私がお守りいたします

<ティーエはメルドゥーンの同行ユニットに>


民家イベント
A:宿屋の女将
あんたたち、何があったか知らないけど
気をつけて行くんだよ
あっ、そうだ
この薬草を持ってくといい
道中は何かと危険だからね

B:食堂のおやじ
いらっしゃい、ここは食堂だよ
えっ お弁当がほしいって?
じゃあ特別サービスで800Gだ
よそ者にただでくれてやるほど
お人よしじゃないんでね

……ひとつ下さい
金取るんならいいや

E:じいさん<オーバシミターくれる>
アブサロム陛下はわしら
サマリア国民の誇りなのじゃ
国民思いで、文武に優れ、義にも厚い
ティーエ様がイストリアから脱出されたときも
真っ先に助けに行かれたのは
アブサロム王じゃった
それが最近ではリチャードやロナウドみたいな
若造どもが大きな顔をしおって
奴らのおかげで、レダの状況は悪くなる一方じゃ
今回の事でも、ティーエ様の方から
陛下を頼ってこられたというのに
それをリチャード王の手下が無理やり
連れ去ったと言うぞ
おのれ、恥知らずの盗人どもめ!
わしの前に現れたらただではおかぬ
このオーバシミターで
切り刻んでやるぞ!!
<効果音>
ぐはぁぁぁぁっ
こ、腰が……
……お若いの、わしは、もうだめじゃ
この剣をやるから、わしの無念を晴らしてくれ……

F:娘<お守り>
サマリアは貧しい国だけど
王様はとてもよい方なのよ
旅人には優しくせよというのも
王様の命令なの
だからあなたたちには
このお守りを差し上げるわね

G:若者<スーパープルフ>
あんた、知ってるかい
サマリアは貧しい国だけど
兵隊の強さはレダで一番さ
マールやイストリアなんて
あっというまに滅ぼしてやるぜ
ところで話は変わるけど
爺さんの形見を整理したたら
ヘンなものを見つけたんだ
なんか薄気味悪いから
あんたにあげるよ

H:若者
この街の南にはレーベンという不毛の原野があるんだが
戦後になって大勢の開拓者がやって来てね
これはナイショだけど、奴らはみんな
ガーゼル教国の元兵士なんだって
戦いに負けて降伏したゾーア人たちに
ティーエ王女が開拓地として与えたらしい
だけどそんな奴らを野放しにするなんて
王女もちょっと甘いよね
まあ、レーベンがどうなろうと
俺達には関係ないけど……
うん?話はそれだけだよ
今はこの街も物騒だから
よそ者は早く出て行ってくれないかな

I:司祭<記憶の杖>
先の戦いで4英雄に討たれたガーゼルの教皇
グエンカオスは土の神官家の一族じゃった
だが恋人であったティータ王女をクラニオンに
変えられたことでレダ王国と人間を恨み
無念を残したまま死んでしまった
それがレダへの呪いとなって
今も人々を苦しめているのじゃろう
やつの怒りを静める方法があれば
この呪いも解けるかも知れぬが……
ああ、その杖が欲しくば持ってゆくが良い
そなたらの旅には欠かせぬものじゃ

ED
【メルドゥーン】
ふーっ、どうやら
無事に逃げ出せたようですね
戦士ゼノ
あなたは大した方だ
まだお若いのに
よほどの経験があるようですね
(lv30以上)
【ゼノ】
メルドゥーン司祭
そろそろ事情を話していただけませんか?
【メルドゥーン】
あなたはサマリアで起きた事件を
ご存知でしょうか?
【ゼノ】
……いえ、僕とユニは
ずっと旅をしていましたから
【メルドゥーン】
では簡単にお話しましょう
今から2週間ほど前
サマリアでアブサロム国王が
重大な演説を行いました
【ゼノ】
重大な演説?
【メルドゥーン】
ええ、彼はティーエ王女の命令により
レダ統一戦争を開始すると宣言しました
【ゼノ】
まさか……
ティーエ様がそんな命令を
出されるとは信じられない
【メルドゥーン】
ところが演説にはティーエ王女も
立ち会っていたそうです
諸侯らはその情報に驚きましたが
マール王リチャードは
王女がサマリアに捕らわれて
利用されていると考えました
【ゼノ】
…………
【メルドゥーン】
リチャード王は、王女を救出するため
命知らずの傭兵たちを集めました
高報酬に釣られて大勢の戦士たちが応募し
その中から名うての30名が選ばれました
【ゼノ】
ではナルサスやあなたたちも……
【メルドゥーン】
ええ、私たち三人は
旅の途中でたまたまマールに立ち寄り
軽い気持ちでこの仕事を引き受けたのですが……
【ゼノ】
…30人が4人になってしまうほど
危険な仕事だったわけですね
【メルドゥーン】
はい、王都の警備は厳しく
王女を見つけるまでに半数が、
残りは逃亡時に殺されてしまいました
【ゼノ】
でも堅城で知られるサマリア城から
よく王女を連れ出せましたね
【メルドゥーン】
それはまったく偶然でした
私たちは犠牲があまりに大きいので
任務を断念するつもりでいたのですが
サマリアの街で一人ふらつく王女を
偶然発見したのです
最初は怯えて逃げようとしましたが
私が声をかけると、なぜか信用してくれて
それまでの経緯を話してくれたのです
【ゼノ】
これまでの経緯とは?……
【メルドゥーン】
それについては いずれ
王女自身が話されるでしょう
それよりもゼノ
このままでは危険です
まずは逃げることを考えましょう!

>>>
時期は不明ですがTSの続編用に書いたシナリオです。
レダの動乱から始まって4聖王国の行く末が定まるまでの構想でしたが、諸般の事情により制作を断念しました。これはmap1のシナリオですが、試作マップをいくつかプレイした記憶があるので、他にもシナリオが残っているかも知れません。発見できたら掲載します。
 
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Author:zeeksweb
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文責は S_Kaga にあり、ゲームの
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