BS開発者インタビュー没バージョン?

別の雑誌社向けのモノか公開されたインタビューの別バージョンかは
判然としませんが前に掲載したものとは微妙に違うので
記録用に保存・公開しておきます。

Q:前作(ティアリングサーガ)との繋がりはありますか?
A:お話的な繋がりはありません。ティアリングサーガの続編は是非作りたいと思っています。
Q:世界観のモデルはありますか?
A:特には存在しません。銃砲が無いと言う意味で(戦争技術的には)古代に近いですが、文化的な意味合いでは中世ヨーロッパの雰囲気をもちます。
下敷きとなっている歴史観では、中世十字軍の頃のイスラム教圏とキリスト教圏の対立などがありますが、基本的には英雄物語なので宗教的な匂いは排除するようにしています。発想の原点には、ロードス島に篭って戦った<聖ヨハネ騎士団>の物語などがあります。
Q:物語を要約すると?
A:一言では説明できませんが、最近では珍しくなった正統派の騎士物語ですね。
現実感のある歴史大河ドラマを目指したため、お遊びを排除した重厚な設定となっており、低年齢のユーザーには少し難しいかも知れません。
Q:システム面での変化はありますか?
A:一番変わったのは、<同時ターン制>の採用です。このシステムの利点は大きく分けて二つあります。まずひとつは、プレイヤーの待ち時間が無くなり、快適なプレイが楽しめること。もうひとつは、戦略性が格段に高くなり、プレイヤーの指揮官としての能力が試されることです。このシステムでは、一手の過ちがキャラクターの死を招きます。戦場全体に気を配り、4手、5手先まで考えて行動しないと、即リセットという結果になります。
そういった事情から、今作では5ターン毎にセーブができるようになっています。
後は騎兵の槍による突撃でしょうか。できるだけ距離を取って攻撃をしかけることで、攻撃力が上がります。加算値は槍の種別によって異なるのですが、たとえばランス(ランスナイトのみ使用可能)では1スクウェアの移動で+3となり、最大で24ポイントが加算されます。筋力や槍そのものの力を合わせると40を越えることも予想され、守る方は、重厚な防御陣を引かないと簡単に突破されてしまうでしょう。
また今作では6角形マス(ヘクス)の採用により、敵の側面、後方への回り込みが容易になりました。(ZOCは採用していません)。そのため、ユニットの使い方が重要なポイントとなっております。
ユニットが持つ特殊技能(スキル)は全体で80種類以上あり、そのため同じ兵種であったとしても戦場での役割が大きく異なります。ただしスキルの発動条件として、(回数制限)(ターンによる間隔)(移動前限定コマンド)(デメリット)などが設定され、ゲームバランスを壊すような絶対的なスキルは今作には存在しません。
Q:キャラクタ毎に装備する武器・オーブ・盾の技能値が設定されていると聞きましたが?
A:装備技能とは、武器やアイテムを使用してゆくことで上昇する熟練度で、キャラクタ毎に成長度が設定されています。技能値は命中率・盾発動率やオーブの回復効果などに影響し、一定値以上になると致命(必殺)攻撃などを繰り出すこともできるようになります。
Q:傭兵システムの詳細を教えてください。
A:ナルヴィアの傭兵ギルドには比較的早い時点から、主人公の部下とは比較にならないほど強い傭兵が仕事を求めて待機しています。シノン騎士団だけでは達成が難しい任務の時に、頼もしい助っ人として力を貸してくれるでしょう。ただし強い傭兵ほど高い報酬を要求され、どの傭兵を雇うのかは常に頭の痛いところです。最初はフェイなどの安価な傭兵を雇えばよいのですが、彼女とて強くなれば多少の上乗せを要求してくるかも知れません。
傭兵料は一律ではなく、人物の性格なども考慮されて設定されています。また傭兵は主人公と仲良くなることで、シノン騎士団に参加を申し入れることもあるようです。
どういった条件で仲間になるかは明かせませんが、傭兵たちとの関係性がこのゲームの重要なファクターであることは間違いないでしょう。
傭兵は独自の初期装備を所持していますが、使い切った後は主人公が購入してやらねばなりません。傭兵の初期装備は非常に高価で特殊な物なので(例外はありますが)、大切に使用することをお勧めします。
Q:今作では、武器に耐久度がないようですが?
A:数値では表現されませんが、耐久度は存在します。
武器は使ってゆくうちに劣化し、壊れやすくなってゆきます。劣化状態はアイテム欄に示された5色の○で表現され、赤になけば一度使用するだけで確実に壊れます。武器強度は劣化しやすさを表現するもので、たとえばfランクの武器などは、5,6回使用するだけで壊れるかも知れません。
Q:今作では盾が装備できると聞きました。
A:ええ、20種類以上の盾が存在し、騎士系のユニットには重要なアイテムとなります。盾の種類は、小型・中型・大型の3種類あり、騎士のクラスによって装備できるものが決まります。たとえば最強の大盾(Lシールド)を装備できるガードナイトや装甲兵は圧倒的な防御力を得ることができ、戦線を維持する壁役として活躍するでしょう。今作ではダメージを受けると反撃できないシステムなので、より一層、壁役の存在が重要となります。
ただし盾は高価で壊れやすいため、無造作に使用していると大赤字になるかも知れません。
Q:私は斧使いが好きなのですが、今作では斧系ユニットは使えますか?
斧の特徴は何といっても安いことにつきますね(笑)
今作では斧専用のスキルも豊富にあり、また登場する4人の斧専用キャラも皆個性たっぷりの漢(おとこ)たちです。クセがありすぎて一般受けは難しいかも知れませんが‥。
Q:馬にもヒットポイントがあり、死亡することもあると聞きました。
A:今作では、騎士にとって馬は不可欠なものです。戦場での機動攻撃は圧倒的な強さを誇りますが、それだけに馬の消耗も激しいようです。また馬だけを殺す斧や矢も存在し、常に注意を払わねばなりません。軍馬は購入できますが、とっても高価なものであり、貧乏人には手が出せないかも知れません。
Q:ユニットのクラスチェンジはあるのですか?
A:一定の条件を満たせばリース公子から叙勲受けて上位の兵種に昇格できます。アイテム等は使用しません。かなり厳しい審査があるため、選ばれた者しか叙勲は許されないでしょう。ちなみにアデル・レオンは技を磨くことにより、スピアナイトからランスナイトに昇格できます。ランスを使えるようになれば、彼らの破壊力は格段にアップするでしょう。
Q:今作はシナリオキャンペーンではないのですか?
A:自由度の高いシナリオキャンペーンだと考えてください。大陸視点で壮大な物語が展開しますが、主人公のリースはナルヴィアに召集された諸侯の一人であり、弱小国の1公子にしか過ぎません。ですから、彼が魔王を倒して世界を救うというような展開にはならないと思います。リアリティがあり、かつ心をえぐるような悲壮感と感動がある物語を目指しました。少しラブストーリーが多すぎるきらいはありますが、騎士物語としては許される範囲であろうと思っています。
Q:ありがとうございました。また機会があれば続きをお聞かせください。

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